もう、いい加減にしませんか

こんばんは。
あいうみ助産院の内藤です。

今朝、ある電話をもらった。

出産予定の病院で
突然全員にPCR検査をすること。

検査の拒否権はなく、
拒否するならここでは産めないと病院の人に言われたと。

そして、もし検査で陽性なら
大きな病院に搬送され、
帝王切開でお産になると言われたと。

その人は出産間近。

今までここでお産すると信じて通ってきたのに、出産間近で検査を全員に行うことを知り、かなり動揺されていた。

なんだろう。

一体なにが起こっているんだろう。

感染管理
感染予防と言う大義名分のもとに

どれだけのお母さんと赤ちゃんが
分離され、
涙を流したのだろう。

私は感染の専門家ではない。

だけど、
お産の専門家として

お産は、
感染症が流行りまくっていた時代でも
戦争中でも

脈々と
ありつづけていたもので


科学とか
エビデンス

なんてもので解明できるものなんかじゃない

科学的な考え方やエビデンスは必要だけど、それが最優先されて、正解や答えのようになるのは疑問だ。

仮に、正解があるとするならば

お母さんと赤ちゃんが
あー、よかった。

私たち、これでよかったよね

って思えることなんじゃないかな。

私たち助産師は
お母さんが
自分で考えて自分で決めたこと
あれ?って思う違和感に蓋をせず
ちゃんと向き合って
出した答えを一緒に味わい
泣きたいときには泣き
笑いたいときには笑う

そんな人間くさい時間に
一緒にいさせてもらうこと
なんじゃないかと思う。

お産があまりに
作業になっているんじゃないか。

産めばいいってもんじゃない。

生きてお外に出てくればいいってもんじゃない。

くっちゃくちゃの我が家↓

あいうみ助産院

愛知県豊田市 出張専門の助産院です。 ご希望の場所にケアをお届けします。 自分らしく、幸せな育児をするお母さんをお手伝い。 泣いてもいい。悩んでもいい。 母の笑顔は世界の笑顔。 自宅や助産院での出産、いろんな相談(対面、オンライン)承ります。 せいといのちのはなし(性教育講座)も。

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