緊急帝王切開になるお母さんに放った言葉②
さっきの記事の続き。
うまく前の記事が貼り付けられなかった。
ので、もしこの記事から読もうとしている方がいたら、緊急帝王切開になるお母さんに放った言葉①を読んでくださいね。
もうすぐ産まれる!
はずのところで緊急帝王切開に
切り替わったお母さんに。
私、
しかりつけました。
「あなたがごめんなさいの気持ちで
お産するのは許さない!」
「お腹から産むのも
膣を通して産むのも一緒!」
「堂々とお腹の産道を
通して産んできてね!」
って、私、何様なんだとそのときは思いましたし、クレーム来てあとで始末書かなー。なんてことを手術室に送り出したあとに思いました。
だけど、後悔は不思議とありませんでした。
いろんなパターンがあるんですが、
その日は私は、分娩室にお産になりそうな産婦さんがこの方の他にもいらしたので、
この産婦さんを手術室にお借り届け、この方の帝王切開には入ることはありませんでした。
なので、先ほどの
一見何様なんだ私!?
という台詞は
産婦さんがストレッチャー(コロコロ
動くベッドみたいなやつ)
に乗って、いざ手術室に向かう
というときに放った言葉です。
その産婦さんのお産後、
お部屋にうかがって
お祝いと労いの言葉と
ちょっと台詞が
緊急時とは言え乱暴でしたね
ってお話しにいきました。
すると、お母さんは、
「ないとうさんにああやって言ってもらえて目が覚めました。ごめんなさいで産むのはちがうなって。」
私は思いました。
嘘のない言葉は必ず届くんだなって。
あのとき、
産婦さんにかけたあの台詞。
気づいたら出てた。
普段はマニュアルとか
お母さんたちがどう思うかとか、
そんなことを考えて、考えて、
考えて抜いてお話ししている。
魂の声ってあるよね。
という、お話しです。
ひっぱりたかったけど、
いつ記事がかけるか分からないから
結局すぐに投稿(笑)
これで今日のあいり的徒然草。
おしまい。
次男が卒園式でもらった鉢花。
長男がせっせとお水をあげてます。
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