助産師は安易に大丈夫って言っちゃいけない?!
みなさん、おはようございます。
あいうみ助産院のないとうです。
以前、医師に注意されたことがあります。
「ないとうさん、安易に大丈夫って
言わない方がいいよ。
何かあったときにどう責任とるの?」
入院してきた産婦さん。
陣痛が遠退いて一旦
退院することになりました。
私が使った大丈夫は、
「陣痛や破水などがなければ
次回の妊婦健診まで様子を見て
大丈夫ですよ。」
は?!
これ以上どう言うの?
なんか心配だったら受診すればいいしと
もちろん付け加えている。
その医師はこうも言いました。
「次回の健診までにもし赤ちゃんや
お母さんに何かあったらどうするの。」
いや、どうもしない。
ってかどうもできない。
もし、そうだったとしても、
それは私たちにどうこうできることじゃない。
何かあったら。
何かあるのもいのち。
何もないこと。
無事なこと。
あかちゃんもお母さんも元気なこと。
もちろん、そこを目指す。
そんな当たり前のことのなかに
事が起こることもある。
それがいのちというもの。
先生たちはきっと私なんかよりも
もっともっと気を張りつめて
働いているんだと思う。
そして、何かあったときの対応を
先生たちは任される。
先生たちの判断で助産師、看護師が動く。
その判断の重さははかりしれない。
けど、いのちを救うとはいうけれど、
救うよりも、
ただただよりそう
いまあるいのちを信じることも
私たちには必要なんだと常々思う。
次回、大丈夫の力。
お楽しみに(笑)
注意してくれた先生には
私に考えるきっかけをくれて
今“は”感謝しています。
当時は口論になりましたが(笑)
あれは、あれで必要な時間だったな。
並んだ三つの頭。
ほっこり。
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